杜の宮市
杜の宮市は2001年から毎年、一宮市本町商店街、一宮市銀座通商店街と共催・協働することで開催されてきた、文化と交流の手作りまつりです。アート・クラフト作品の作り手自身が全国から400ブースほど出展し、一日で4万人の来場者を100人以上のボランティアが迎えます。一日の経済循環は4千万円ほどと見込まれています。
2020年5月5日には、第20回杜の宮市として、一宮駅前の銀座通を歩行者天国とし、安全安心ウオーカブルな「遊歩街」とする予定でしたが、2月26日にコロナ対応で中止としました。代わりにその銀座通の街灯に120枚のアマビエフラッグを「コロナを越えて、繋がる未来を」というメッセージとともに飾りました。
ゼロ密を目指す、まちの宮市
杜の宮市は大規模集積イベントで、コロナ下で開催するべきでないため、多くの議論の中から「まちの宮市」というプランを開発しました。
一宮市の中心商店街で3密を避け、「ゼロ密を目指す」文化と交流のまつりを目指します。野外なので「密閉」はなく、出展者を80ほどに削減してブースの間に余裕を設けて「密接」を避け、来場(参加)者をウエブ等の予約で3800人に限定して「密集」を避けます。
11月8日、12月13日、2月28日、3月28日と、「38サンデー」(3か8が末尾につく日曜日)に開催します。これは一宮市のまちの賑わいの起こりが「三八市」だったことに由来します。
まちの宮市を活用した来街者意見聴取と交流事業
まちの宮市の開催に合わせ、来場者にアンケートやヒアリングを実施して、広域からの来街者に一宮の商店街に求められているニーズの確認をし、課題の抽出確認をはかる事業を、開催します。
また、まちの宮市開催に合わせ、中心商店街でも店舗前に商品を陳列販売の推進をはかる事業を実施し、広域からの来街者に一宮の商店街の良さを伝えていく事業も開催します。
- 日時
現地アンケート実施日時(まちの宮市開催時間)2020年12月13日(日)11時~16時
ウエブでのアンケート実施期間 2020年12月13日(日)~12月20日(日) - 実施内容 用紙とウェブによるアンケート(商店街の印象、課題ほか)
- 商店街店舗に店頭へ商品陳列棚を出すなどして販売しながら交流を促進するよう依頼、交流会を開催
- 景品 回答者には地域産品として、一宮商工会議所の「いちのみや逸品」から選択し提供